ルイ・ヴィトンの2006年春夏コレクションテーマは‘60年代風ロックと80年代のデカダンス。そして、このコレクションに登場したのが、モノグラムの新シリーズ「MONOGRAM PERFO/モノグラム・ペルフォシリーズ」です。PERFOとは「Perforation=突き通す、貫く、穴をあける」といった意味を持つフランス語から生まれた名前。その名の通りモノグラムキャンバスにパンチングされた穴から、ヴィヴィッドなカラーリング(「フューシャ」のピンク、「ヴェール」のグリーン、「オランジュ」のオレンジなど全3色)が覗き、ルイ・ヴィトンのロゴを配したポップで斬新なデザインです。初上陸を果たしたこの「ペルフォシリーズ」には定番人気ラインのスピーディをはじめ、ミュゼット、ミニ・トロカデロ、アクセソワールに加え、ドゥミ・リュンヌというペルフォオリジナルのフォルムも登場しています。もちろん、ディテールにもこだわりあり! ゴールドのパドロックとビスがスタイリッシュにデザインされています。
老舗でありながら常にチャレンジとフレッシュさを発し続けるルイ・ヴィトン。そのデザインの行方を担うデザイナー、マーク・ジェイコブスの功績は誰もが認めるもの。伝統の中に新鮮さを絶妙に取り入れる彼の腕こそが期待されています。
昨年10月に発表された新作は、「モノグラム・グルーム」。
グルームとはフランス語でベルボーイを意味する言葉です。1921年のルイ・ヴィトンの広告(Show me your suitcases and I’ll tell you who you are)で登場したベルボーイのイラストを、モノグラム・キャンバスにシルクスクリーンによってよみがえらせたものです。ラインナップはお財布や手帳カバーなどの小物!。一見、無愛想なベルボーイの顔が、とてもキュートで思わず手にしたくなるようです。
「モノグラム+シルクスクリーン」の方程式では、必ずヒット商品が生まれてます。2001年にはニューヨークのアーティスト、スティーブン・スプラウトがデザインした「モノグラム・グラフィティ」が、2003年には日本人アーティスト、村上隆が「モノグラム・チェリー・ブロッサム」、そして2005年にもさくらんぼが微笑む「モノグラム・チェリーライン」を発表。
特にシルバー、カーキ、ピーチの3色で「LOUIS VUITTON」のロゴを殴り書きしたグラフィティラインは、斬新で世界中で爆発的なヒットでした。
また村上氏のモノグラムに桜のデザインも“和”のテイストが見事に伝統あるモノグラムにぴったり。
元来、ルイ・ヴィトンのモノグラム・ラインのモチーフは日本の家紋にインスパイアされたものとして有名です。ルイ・ヴィトンを代表する「モノグラム」の中には既に「日本」が存在しているのですから、和が似合うのも納得です。そして、2006年「モノグラム・グルーム」の人気は? 過去のヒット商品同様に再生産なしの「限定品」ですので、迷ったら買う!の方をすすめます。「やっぱり欲しい…」と思った時には、すでに完売かも。後悔しても2度と手に入らなくなるのがブランドの世界です。