世界の一流ブランドの中でもそのこだわりと作りの確かさでトップの座に君臨するブランドといえば、エルメスです。
バッグはもちろん、小物に至るまで熟練した職人がひとつひとつ丁寧に縫い上げるというスタイルを創業以来、守っているブランドです。すべて“手作り”というのがエルメスを支えてきた“老舗の魂”といえるでしょう。エルメスに並ぶブランドなし! つまりスタートラインがどのブランドとも違うので比較にならない、という感じです。
創業は1837年、ティリエ・エルメスがパリに高級馬具店をオープンしたことから始まっています。現在でも馬具にちなんだアイテムが存在するエルメスですが、四輪馬車と従者のマークからもその歴史を垣間見ることができます。
1892年にバーキンの原型となったオータクロアを発表。女優のジェーン・バーキンの要望に応えて誕生したバーキンは、人気商品になりました。また、1935年に登場したケリーは、グレース・ケリーが愛用したことから有名になったバッグです。
どれも世界中の女性から憧れの眼差しで見つめられるバッグ。毎年、シーズンごとに登場しては消えていく大多数のブランドの手法とは違って、決まった形のアイテムを末永く作り続けることの難しさに敢えて挑戦し続けているのも、エルメスのすばらしさのひとつです。
2004-2005年の秋冬コレクションからは巨匠、ジャンポール・ゴルチエをレディースのプレタポルテに迎え、エルメスの歴史にゴルチエらしいテイストを盛り込んで話題をさらっています。